KOF DIARIES2000
今年の夏も熱いですよね、草薙さん!
 ’00 7月の日記↓


7月10日(月)*担当者:西川君
あー!7月だ!7月だよ!!今年もいきなり夏が来てしまいました。
KOF2000も、刻一刻と終わりに近づいて参りました!あー、今年もご苦労さんでしたー!今年、っていうことは、来年もあるってことかなあ?!
知りません、そんなこと
実は、私、もうじき異動してしまうので、過去の人と化してしまうのであります。

ま、そんな個人の諸事情はさておき、今月出たネオジオフリークのKOFZONEがあれで最終回だそうで、私の仕事も1つ減りました。といっても、用語辞典はほっそん氏担当なんですけどね。毎月楽しみに読んでいて下さった方々、ありがとうございました!用語辞典の方は、頑張って残りの分、ホームページの方で更新していこうと思っているので、どうぞよろしくお願いしますね。
7月12日(水)*担当者:ほっそん
夏休み怪奇シリーズ・その108
『会社にあった本当に怖い話』

仕事柄ね、ツメの時期になると帰りも遅くなるんですけども。
ちょうどその日も遅くなりましてね。
まだ終電に間に合うなってんで、タイムカードに打刻しようとしたんですよ。
それで自分のタイムカードを探そうとして、
いつもしていること忘れてたのに気付いたんです。
いつもしている事ってのが、カードの打刻の前にエレベーターを呼び出しとくことなんですけど、私の勤め先ってビルの七階にありましてね。
終電間近って時には大体一階にエレベーターがおりちゃってるんですよ。
上がってくるのを待ってる間がかなりイライラしましてね。
それで、まあそういうことに気付きまして、エレベーターを呼び出そうとしたら、
いるんですよ。

七階にエレベーターが。

最初は、あ、こりゃいいわと思ったんですよ。それで、タイムカードに打刻しましてね、
『ギー、ガチャコン』
って打刻する音を聞いたときです。
すぐにね、いや待てよって思ったんですよ。
よくよく考えてみると、誰も七階に上がってきた人を見てないんです。その時間まで。
ちょっとおかしいなって、エレベーターに近付いたら、気のせいか、ドアの辺りがね、
あったかいんですよ。なま暖かい体温の暖かみっていうんですか。
『これやだなー』って。
でも、ボタン押してエレベーター乗らなきゃ帰られませんから、ボタン押したんですよ。
『ガコン』
って開いたら、大きい影と小さい影が驚いてこっち見てるんですよ。

『うわ、うわーーーー!!』
私も必死になってね。逃げようとしたら、

『あれ?ここ一階?』
って影が聞いてくるんです。おかしいなと思って、よく見たら、うちの部署のKさんとTさんだったんですよ。二人してエレベーターが七階から動いていなかったのに気付かなかったんですね。
とは言え、しばらく時間もあったでしょうから、それに気付かずに男二人で密室の中ってのは、これはこれで怖い話だなと。

と、そういうお話でした。
7月24日(月)*担当者:西川”最終回だよーん”君
’99から続いて来たこの日記も、遂に最終回となってしまいました。
開発日記と謳いながら大したこと書いてなかったなあ、と思いつつ、でもまあ、こんなもんかいなあと思ってみたりもしています。他のコンテンツは、まだまだ続きますので、よろしくお願いしますね。”お知らせ”の編集後記でなんかあったら、書いていきますので〜。

開発日記なので、開発中のネタをガンガン書いて行きたいなあ、と思って始めたものですが、まあ、これがなかなかそうもいかんもんで。コンシューマのゲームとは違い、アーケードゲームというのはあんまし情報が出ないものなんですが、メールで怒られたりして悲しかったり。まあ、それだけ注目していただいているのだなあ、ありがたいなあ、と思います。拙い私の構成力で、及ばぬ個所も多々ありましたが、KOFなんて2度とやるかい!と思った方々も、これからも良いゲームを出してください、と言って下さった方々も、俺をチームに入れたら、素晴らしいものになると断言されていた方々も、毎年楽しみにしていてくださった方々も、全てひっくるめて、ありがとうございました

色々御座いまして、これからこのチームはバラバラになってしまいますが、またいつか別の形で、皆さんに我々の仕事を見て頂く機会もあるかもしれません(はいー、そんなもん見たくないとか言わないでくださいねー)。

それでは、その時まで、また。
7月25日(火)*担当者:ほっそん
ようやく開発が終わりました。
今年も時期をはずすことなくキングを出せて、まずはほっとしています。
長らくおつきあいしていただいた開発日記も今回で最後ということらしいので、
今の心境なんぞ…。

『本当にありがとうございました。みなさんのご声援でここまで来ることができました』



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