嘉神の事件の後、己の未熟さを呪い守矢は再び修行の旅に出ていた。
半年たったある日、守矢は遙か遠くに懐かしい気の流れを感じた。 しかしそれは守矢の知るそれとはどこか違う、邪悪で巨大な物であった。
未だ退くことのない暗雲と、不意にわき起こる疑問の中、 事実を確かめ、己の過去を清算するため再び「地獄門」を 目指す守矢であった。