彼女の名前は直衛虎徹。 白虎の守護神、直衛示源の養女である。 示源が嘉神の陰謀により行方不明になっていた10年あまり、虎徹は1人で生きてきた。 半年前、示源と感動の再会を果たし、山奥で共に暮らしている。 ある夜のこと、ふと目を覚ました虎徹は、旅支度をした示源が出ていくのを目撃する。 「まぁた、オイラをおいていく気デス・・・」彼女は大急ぎで支度をすると、養父の後ろ姿を追うのであった。