ユサは「フリッツ」の帝王キングに匹敵するといわれる幻の種族「ニンゲン」を探していたんだ。
そしてやっと見つかったのがキミ。 しかし、キミの荒削りなスッテプにユサは落胆してしまう。 キミの「フリッツ」の腕は上達するのか? そして、元の世界へ帰ることが出来るのだろうか?
部屋でのんびりTVを見ていたキミ。 何気にチャンネルを変えたその時、画面に意味不明のノイズが映ると、ブラウン管からいきなりウサギみたいな変な生き物が飛び出してきた。
その生き物は意味不明の言葉を話すと、キミをつかまえてそのままTVのなかへ…。
キミは変な生き物「ユサ」によって「クルクルタウン」と呼ばれる街へと連れてこられてしまったんだ。
この街では、「フリッツ」を呼ばれるダンスの上手下手が物事の価値を左右するらしい。
とりあえず、聴いたこともない「フリッツ」も言われるままに踊ってはみたけど、荒削りなキミのステップにユサは落胆する。
「なんか、あたしの勘違いみたいだから帰っていいよ」 ところが、TVが故障していて帰れない!
「年に一度開催されるフリッツフェスタで優勝できたら、その賞金で新しいTVを買って元の世界へ帰してあげる」 こうしてキミは、自分の世界に戻るために、ユサとフリッツを学ぶことになったんだ。
再びブラウン管の中に飛びこもうとする生き物を捕まえようとして、キミは一緒にTVの中へ。
そうしてキミは「クルクルタウン」に引き込まれてしまった。
馴染みのないこの世界は、「フリッツ」と呼ばれるダンスの上手下手が物事の価値を左右するとキミは知らされる。
「せっかくだから踊ってみてよ」 試しに踊ってみるキミ。それを見たユサは…。
「やっぱり勘違いだったみたいだから、帰っていいよ」 なにやら面白そうなこの世界。キミはここに残ると言いはり、その言葉にユサは迷惑そう。
年に一度開かれる「フリッツフェスタ」で優勝すれば、その賞金で別の家を借りて逃げられるかも!と踏んだユサは、キミを優勝させるべく「フリッツ」を学ばせることに…。