『プロローグ』
…それは昔の話…。
魔術が信じられていた時代の話。
とある片田舎の小さな村に、一人の墓守が住んでいた。
彼はその醜い風貌から他人との接触を避け、墓地の片隅に隠れ住むようにして暮らしていた。
そんなある日、夜ごとに墓が荒らされ、死体が盗まれるようになる。
村人たちに知られ、騒ぎになることを嫌った墓守は、人々が気づかぬうちに墓荒らしを退治する事にした。
そして今日も、彼は深夜の墓地をひとり見回るのだった………
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